それぞれの世界私たちはものごとをありのままには見ていない。 ものごとに自分の心を投影して、その投影を見ている。 そうだ、外界を通して、自分の内面を経験しているんだ。 ということは、私たちは自分の内面にないものは経験できないんだ。 花を見て「美しい!」と感動するのは、心の中にある「美」を投影して、「美しい」と感じている。 動物や虫は、花を見ることはできても、花の美しさを感じることができないと思う。 花の美しさに感動することはないのだろう。 動物や虫の内面に「美」という概念が存在しないと、植物としての花が物理的に存在しても、「美しい花」は存在していないということだ。 「美」は私たちの心の中にあるんだ。 〜〜〜素敵な町とひどい町の違い〜〜〜 ある町の入り口に 一人の老人が座っていた。 そこに、よその町から 一人の若者がやって来た。 若者は老人に尋ねた。 「この町はどんな町ですか? どんな人たちが住んでいますか?」 老人 「君はどんな町からやって来たのかね?」 若者 「僕がいた町は、悪い人が多かった。ひどい町でした」 老人 「この町も同じようなものじゃよ」 若者は疑いの目で老人を見ると、町に入っていった。 そして間もなく、老人が言ったとおりの町であることを知った。 その後しばらくして、別の若者がやって来て、老人に尋ねた。 「この町はどんな町ですか?どんな人たちが住んでいますか?」 「君はどんな町からやって来たのかね?」 「僕がいた町は、やさしくて親切な人が多かった。とても素敵な町でした」 「この町も同じようなものじゃよ」 若者は老人にお辞儀をすると、町に入っていった。 そして間もなく、老人が言ったとおりの町であることを知った。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 自分の内面を素敵な心で満たすように多くの時間を使おう。 |