お茶屋は竜宮城?



京都には、お茶屋さん(おちゃやさん)がある。

京都には花街と呼ばれる5つの街があり、祇園甲部、祇園東、先斗町、上七軒、宮川町の5つの花街を称して「五花街」と呼ばれている。
花街って簡単にいえば、舞妓さん・芸妓さんが芸や客との歓談を行う「お茶屋」が集合している街のこと。

お茶屋さんはもともとは、社寺に参詣したりする人たちに、お茶や菓子をだしたお店。

「上七軒」は「天神さん(北野天満宮)」にお参りに来る人たち
「祇園甲部」や「祇園東部」は「祇園さん(八坂神社)」にお参りに来る人たち
の門前茶屋がはじまりだったんですね。

最初は茶や菓子だけだったものが、奥の座敷にあがってゆっくりと座敷でくつろいで、美味しい食事をしたり、女性たちが舞や三味線などで疲れたお客さんたちをねぎらうようになったり、お座敷遊びをしたり、だんだん多くの楽しみがあじわえる場所に変わっていったんですね。


浦島太郎のお話に出てくる竜宮城でも、浦島太郎は美味しい食事をしたり、女性たちの舞や音楽で楽しんだり、すてきな時間を過ごします。

楽しい時間は「あっ」という間に過ぎ、浦島太郎は3年しか経っていないと思っていたのに、ふるさとに帰ってみると、700年の歳月が経っていました。


「光陰矢のごとし」とも「一日千秋」ともいうように、同じ時間でも、時間の感じ方は、その人その時に応じて、長くも短くもまったく逆に感じてしまう。

人間の心は表裏一体。
楽しいことも苦しいことも多々ある人生だからこそ、日々の心持ちを大切に、お茶屋さんに通って大切な人生の時間を自分の楽しみだけで終わらせないようにしよう。





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